浜松を代表する観光スポットといえば浜名湖ですが、
同じくらいオススメしたいのが鍾乳洞巡り。
今回は、その中でも珍しいショーが見られる「竜ヶ岩洞」をご紹介します。
竜ヶ岩洞は、1981年に地主の許可を得た洞窟愛好家2名によって発見された鍾乳洞。
2億5千万年前という長い時間をかけて自然が作り上げたところから、
地元では「奇跡の鍾乳洞」とも呼ばれています。
洞内は細長いUの字状で、総延長は約1km。
内400mが見学できるようになっています。
温度は1年中18度前後に保たれていて、夏は涼しく冬は暖か!
季節によっては羽織ものが1枚あると安心です。
鑑賞ポイントは全部で50か所以上。
その中でも押さえておきたい鑑賞ポイントはコチラ!
びょうぶ岩
通路両側の石灰岩に、サンドイッチ状に挟まれていた
輝緑凝灰岩が水に侵食されてできた「びょうぶ岩」
横幅が狭いので、通るときはドキドキです。
黄金の大滝
洞窟の天井にある亀裂からシャワーのように地下水が降り注ぐ「黄金の大滝」
滝の落差は30mあり、地底の滝としては日本最大級!
鳳凰の間
まるで鳳凰が羽いっぱいに広げているかのように見える「鳳凰の間」
その雄々しさに、つい見惚れてしまいます。
黄金の富士
堂々とした姿は富士そのもの。
闇の中できらめく姿に目を奪われます。
時の壺
鍾乳石の成長を調べる目的で設置された「時の壺」
100年かかって、やっと1cm伸びる鍾乳石。
この壺に届くまで4000年かかるそうです…。
このほかにも見どころ満載。ぜひ洞内を探検して
あなたのお気に入りを見つけてください!
そして、鍾乳洞のほかに、もうひとつ見ておきたいのが
「コウモリのふれあいお食事ショー」です。
コウモリといえば、どこか不気味なイメージがありますが、
竜ヶ岩洞に居るのは「フルーツコウモリ」という種類のコウモリ。
その名のとおり、果物だけを食べるコウモリなんです。
スタッフの手からバナナやリンゴなどを食べる姿は、なんとも愛らしく、
見ればイメージがガラッと変わります。お食事ショーは1日2回開催です。
ちなみに、支配人の小野寺さんはちょっとした有名人。
コウモリ語の研究でテレビに出演したことがあるんです。
「お母さ~ん 何か買ってね」「はいはい」といったもので、
覚えてる方いらっしゃるでしょうか?
この先、本当にコウモリとコミュニケーションが取れるようになったら、
竜ヶ岩洞は、ますます面白いスポットになりそうですね。
🖋あると